Q.息子がすぐに冷房の温度を下げる。私は苦手。冷房で冷え過ぎてしまうのは、どれくらい良くない? A.人間は暑いときには涼しさを求め、寒いときには温もりを求める生き物です。冷房による冷え過ぎがどのくらい体に良くないのか医学…
Q.朝起きて、すぐ運動していい? A.持病がなければ、朝から運動してもいいです。 高血圧症の方などは、モーニングサージといって、朝に血圧が高くなる方がいますから、あまり気張って運動すると、さらに血圧があがってしまうことが…
Q.海に行くので、すね毛を剃りたい。剃ったら濃くなるって友人に言われたけど本当? A.毛は本来、先が細くなった状態で生えてきます。自然に伸びた毛は先にいくにしたがい細くなりますが、毛を剃ると、毛の断面が太くなった状態で毛…
Q.車酔いってどうして起こるの? A.車酔いの原因は、急な加速や減速による前後の揺れ、カーブや高低差よる左右上下の揺れなどが過度に生じると、バランスをつかさどる三半規管や脳に対しての刺激や情報(車内は止まっていますが車は…
Q.ダイエットしたら、痩せた分、皮が余ってしわになっちゃった。 皮って、伸びたら戻らないの? A.皮膚というのは伸び縮みするものです。太ってしまうと皮下脂肪が増えるのでそれを包むために皮膚は頑張って伸びようと対応してしま…
Q.私は虫に刺されやすく、妻は刺されにくい。同じ場所にいるのに、刺され方が違うのは何故? A.同じ場所にいても蚊に刺されやすい人と刺されにくい人がいます。蚊はいつでも人を刺すわけではなく、産卵時のメスだけが卵の栄養源とし…
若い方でも運動不足で体の固い人がいますが、これは主に筋膜の緊張によるもので、適切なストレッチで改善されます。 しかしながら歳を取っての体の固さには如何ともしがたいものがあります。 赤ちゃんはぷよぷよして体中が柔らかいです…
お薬手帳、持ち歩いていらっしゃる方は少ないですね。医療機関にかかる時には持っているけど、常に持ち歩くとなるとなかなか難しいものです。 まずお薬手帳の役割を簡単に挙げてみます。 飲み合わせやお薬の重複をチェック出来る お薬…
まず食後服用とはお食事をしてから30分後ぐらいを目安にお飲みください、という指示になります。 一方食間のお薬とは、お食事してから2時間後ぐらいを目安にお飲みください、という指示です。 何が一番違うかと言うと、食後30分ぐ…
農林水産省は、目に見えるカビの部分を取り除いても、目に見えないカビが食品の内部や表面にまだ残っている可能性が十分あるので、思い切って食べずに捨てることを推奨しています。 カビの中にはカビ毒と言われる人の健康に悪影響を及ぼ…
汗の代表的な役割は、体温調節と保湿です。体温調節に必要な発汗が少ないと、体内に熱がこもり体温調節が難しくなるので熱中症になるリスクが高まります。また、人間のほぼ全身の皮膚に分布しているエクリン汗腺から作られる弱酸性の透明…
温水でも冷水でもなく、蛇口から出てくる水そのままか、冬の寒い時期であれば、触ってちょっと冷たいと感じるくらいに調節して洗うのがおすすめです。 熱めのお湯は洗浄力が高まりますが、必要な皮脂まで落としてしまう可能性があります…
ヒトには生命維持のために、外気温の影響を受けないよう、暑い時は熱を放散し、寒い時は熱を産生する仕組みが備わっています。環境が一定して心地よいのが理想ですが、現実は季節変動があり、一日の中でも寒暖差があります。温度差が5…
心臓の拍動を特に不快に感じる場合、動悸と呼んでいます。動悸の原因はさまざまで、何かの病気に特有のものではありません。動悸というと不整脈を思い浮かべるでしょうが、不整脈によらない動悸もあります。 不整脈がある場合は、心…
痰は肺内の分泌物や、吸い込んだ空気中の異物が気道の粘膜に付着したもので、からだにとって不要なものですから飲み込まない方がよいのですが、飲み込んで危険ということはほぼありません。飲み込まれた痰は胃に入り、胃液は強い酸性のた…
ビタミンAは、皮膚やのど、鼻、肺、消化管などの粘膜を正常に保つ働きをするため、感染症を予防し、免疫力を高めることに役立っています。 また、目が光を感じるのに必要なロドプシンという網膜の色素の主成分として重要です。ロドプシ…
Q.免疫機能を高くするため、どういった栄養素、食べ物を摂ると良いのでしょうか? A.新型コロナウイルス感染症予防のため、マスク、手洗い・うがい、といったことはもちろん大切なことですが、同じ場所で同じ状況にあっても感染しな…
免疫とは、病原菌や毒素など外部からの異物が侵入した時に抵抗する能力のことを言いますが、大きく分けて自然免疫と獲得免疫に分けられます。自然免疫は、生まれた時に既に備わっている免疫機能のことを、獲得免疫は、感染した病原体を特…
Q.風邪かなと思ったときに、まずするべきことは? A.鼻からウイルスが入り、鼻の奥に運ばれて鼻咽頭の細胞に入り込むとウイルス感染状態となります。感染が成立すると鼻の粘膜が腫れ、喉の痛み、倦怠感、微熱、鼻水、鼻づまりなどを…
Q.休みの日に限って子供が熱を出します。どうして子供は熱が出やすいの? A.こどもは大人に比べると熱が出やすいです。それはまだ免疫が不十分だからです。 生まれてくる前、赤ちゃんは母親から免疫をもらって蓄えています。生まれ…
Q.口内炎を早く治せませんか? A.口内炎の痛みは辛いですよね。 「口内炎を早く治せませんか?」というのは日常的の診療でもとても多い質問です。 結論から言うと、「これをすれば早く治る!」という治療方法はありません。 口内…
Q.寝違えをなるべく早く治す方法はある?湿布は効く? A.急性項部痛(きゅうせいこうぶつう)とは特別な原因がなく、急に、うなじ周囲の痛みのためにクビを動かせなくなった状態をいいます。中国語では<睡落枕(スィーローチェン)…
Q.洗面所のタオル、毎日替えなきゃダメなの? A.感染予防として、正しい手洗い後は、手を濡れたままにせず乾燥させることも重要なポイントであり、衛生的には、カビなど細菌の増殖を考えると、使用ごとの交換が理想的ではあります。…
Q.電車の中で隣の人が咳をしている。マスクをしていない。向きが違うから大丈夫?席を替えた方がいいの? A.風邪やインフルエンザなど感染症を100%予防することは、不可能です。そして、咳をしているからといって感染症かどうか…
Q.「老眼鏡を掛けたら負けな気がして我慢していますが大丈夫?」 A.ヒトが物を見るとき、眼の中の水晶体というレンズが厚くなったり薄くなったりすることにより、ピント合わせをしています。これを「調節」と言います。この調節力が…
Q.「発熱した時、薬は飲まず、冷やして下げるがモットー。これでいい?」 A.素晴らしいです。必要もないのに薬を使うことはありません。薬の副作用が出る可能性も否定できませんし。ただ、体を冷やしすぎて、逆に体調を崩さないよう…
感染症から身を守る方法として・・・ 手洗い、うがい、人込みを避けるなど、細菌やウイルスを体の中に入れないようにすること。 細菌やウイルスが体の中に入ってしまったときに戦うことができるように抵抗力・免疫力を強くするような生…
Q.「薬の食べ合わせは、何時間くらい空ければ大丈夫なの?」 A.お答えから先に申し上げると、残念ながらそのようなお薬を服用中は、 時間をずらしてもグレープフルーツの摂取は避けて頂くのがベストです。 理由は、グレープフルー…
Q.「マスクは本当に効果があるの?」 A.マスクの種類と使う目的によって、質問の答えが変わりますので、一言で返答はしづらいのですが、、、。 おそらく、質問の趣旨は風邪やインフルエンザの感染予防について市販のマスクで効果が…
Q.「手洗いってどれくらい予防の効果があるの?」 A.感染予防にもっとも効果的なのは、適切なタイミングで手指衛生を行うことであるという理論は、十分な科学的エビデンスに基づいて確立されたものです。 よく見かける手を濡らすだ…