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冬に肩こりがスゴイのはなぜ?

冬に肩こりがスゴイのはなぜ?

Q.冬に肩こりがスゴイのはなぜ?

A.肩こりの大部分は首や肩の周りにある筋肉の緊張と血行不良により起こります。肩こりを引き起こす原因としては、姿勢の悪さ、運動不足、ストレス、目の疲れなどが挙げられます。冬場になるとそこに冷えが加わります。

木枯らしの吹く日に外を歩くと、肩が緊張して挙がり、首をすぼめ、身体を縮こませて歩いていることに気づくと思います。
皮膚で感じた寒さが脳に伝えられ、脳から熱を逃がさないようにという指令が身体に出されます。そうすると身体は筋肉を収縮させて熱を作らせようとします。ですから肩や腕に力が入った状態になります。また、熱を逃がさない為に血管がギュッと細くなります。
このような状態が長く続くと肩周辺の血液の流れが悪くなり肩こりを引き起こします

また、冬場に着る洋服も厚みをますためそれ自体が重たくなります。薄着の時と比べて肩への負担は大きくなり肩こりを引き起こしやすくなります。また、厚着をすることで肩の動きも若干制限されますし、寒さで身体が縮こまり腕の動きもほとんどなくなることで肩の運動不足が起こります。結果的に肩こりが起こりやすくなります。

冬の肩こり予防には身体を冷やさないことが重要です。首や肩を冷やさないようにマフラーを巻いたりしましょう。手首や足首からも熱を逃がさないようにすることも忘れないでください。出来るだけ軽くて暖かい洋服を着るといいでしょう。適度な運動を心がけ、ゆっくりお風呂で身体を温めるのも効果的です。

東京衛生アドベンチスト病院監修

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