高カロリーすなわちカロリーの取り過ぎにはぜひご注意ください。ただ矛盾するようですが、カロリーの数値だけにとらわれないようにすることも大切です。
カロリーとは人間が生きていくために必要なエネルギーで、そのエネルギー源になるのが食べ物や飲み物です。
必要なエネルギーの量は性別や年齢、活動量によって人それぞれ異なります。例えば、70歳以上で生活活動強度が適度な方のエネルギー所要量は、男性では一日に2050kcalkcal、女性では1700kcalとなっています。食べ過ぎやカロリーの取りすぎで肥満やメタボリック・シンドロームなどにつながります。
100kcalがどのくらいの量なのか身近な食べ物や飲み物を挙げてみます。コロッケだと1/2個、カレーライスだと1/8皿くらいが約100kcalです。またビールだと中瓶1/2本つまり250mlが約100kcalです。ちょっと食べ過ぎるとすぐに超えてしまいそうですね。ただ、主食になるご飯や麺類だけをたくさん食べる、揚げ物や肉ばかりをたくさん食べるというような偏った食べ方はカロリーが基準の中おさまっていても健康的であるとは言えません。
旬の食材をとりいれて主食や副食、野菜や果物などをバランスよくとることが自然に高カロリーを防ぐことにつながると言えます。
東京衛生アドベンチスト病院監修
FAQ 健康に関するよくある質問