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虫刺されのあとの治りが遅くなった気がする。

虫刺されのあとの治りが遅くなった気がする。

虫刺されのあとの治りが遅くなった気がする。

Q.虫刺されのあとの治りが遅くなった気がする。 年を取ると治りが遅くなるって本当?

A.虫刺されの痕や、やけどの痕、ニキビの痕など、皮膚になんらかの炎症が起きたあと、茶色く色素沈着を起こした状態を炎症後色素沈着と言います。
炎症後色素沈着は、肌の炎症が刺激となり肌を守ろうとメラニン色素が生成されこれが表皮や真皮に沈着して起こります。通常は肌の生まれ変わりのサイクル、すなわちターンオーバーにより、メラニン色素が皮膚の外側に押し出されて次第に消えることがほとんどですが、紫外線を浴び続けたりターンオーバーの乱れが生じるとそのまま色素沈着となって残り消えにくくなることがあります。ターンオーバーの乱れは、ストレス・偏食・睡眠不足・喫煙によっても起こりますが、ターンオーバーは成人では28日前後であるのに対し、高齢者では40〜60日と長くなるのも炎症後色素沈着が残りやすくなる理由の1つです。

虫刺されを早く治すには炎症を早く抑えることが大切で、それによって炎症後色素沈着となるリスク減らすことにつながります。
虫に刺されたら、冷やしたり、炎症を抑える薬を使用しましょう。
また、肌のターンオーバーが正常に行われるよう、擦らない洗浄をし、保湿などのスキンケアを心がけ、紫外線にも気をつけましょう。

東京衛生アドベンチスト病院監修

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