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風邪かなと思ったときに、まずするべきことは?

風邪かなと思ったときに、まずするべきことは?

風邪かなと思ったときに、まずするべきことは?

Q.風邪かなと思ったときに、まずするべきことは?

A.鼻からウイルスが入り、鼻の奥に運ばれて鼻咽頭の細胞に入り込むとウイルス感染状態となります。感染が成立すると鼻の粘膜が腫れ、喉の痛み、倦怠感、微熱、鼻水、鼻づまりなどを起こしてきます。通常は23日でピークを迎え、710日で改善します。

 抵抗力が落ちると感染しやすくなりますので、まずは予防ですが、最も大切なのが十分な睡眠です。手洗いやうがい、鼻や喉の乾燥を防ぐ、体を冷やさないなども大切です。これらは風邪のひき始めの対策としても有効です。自然界の動物と同様、静かに横になって休養しましょう。

それと同時にちょっとした工夫も役に立ちます。喉を痛めないようにマスクをする(最近では喉を潤すマスクも薬局で売っています)、白湯を飲む、白湯やうがい薬でうがいする、のど飴を舐める、などのほか、これまで自分が試して効いたことも、自分に合ったものとして取り入れて結構です。たとえばハーブティー、たまご酒、ビタミンCなど。漢方薬や総合感冒薬などは色々な種類があり、症状による使い分けのほか、人それぞれ薬との相性もありますので、薬局で相談してその時の症状に適した、自分に合った薬を服用してください。風邪をひくと、胃腸も弱くなり、本来たっぷり栄養をとりたいところが食欲がなくなり抵抗力が落ちることも多いので、そのような経験がある場合は早めに胃腸薬を飲むのもよいでしょう。

東京衛生アドベンチスト病院監修

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