Q.3時間おきに起きてしまう。身体が休まってるのか不安。
A.睡眠障害には、入眠障害(寝付くのに2時間以上かかる)、中途覚醒(2回以上目が醒める)、早朝覚醒(普段より2時間以上早く目がさめてしまう)、熟眠障害(朝起きたときにぐっすり眠った感じが得られない)があります。通常の睡眠時間を6-8時間とすると3時間おきの覚醒は中途覚醒であり、同時に熟眠障害の可能性もあります。
睡眠で体が休まったように感じられない場合は、その原因が何であるかを調べるのがよいでしょう。ナルコレプシー、睡眠時無呼吸、むずむず脚症候群、うつ、心臓や腎臓の病気などの病気から、心配事、寝る前の飲酒、あるいは高齢化に伴う睡眠の変化、などさまざまな原因が考えられます。医療機関を受診される場合は、睡眠専門の外来を受診してください。
一方、特に不調はないものの、3時間ごとに起きてしまうこと自体への不安があるのであれば、寝る前にブルーライトを浴びない、日中の運動量を増すなど、良い睡眠が得られるような工夫をしてみてください。
東京衛生アドベンチスト病院監修