Q.車酔いってどうして起こるの?
A.車酔いの原因は、急な加速や減速による前後の揺れ、カーブや高低差よる左右上下の揺れなどが過度に生じると、バランスをつかさどる三半規管や脳に対しての刺激や情報(車内は止まっていますが車は動いているなど)が過剰になるとともに、五感から入ってくる情報にさらに刺激され、循環器や消化器系をコントロールしている自律神経がうまく機能しなくなることで起こると一般的には言われております。
その結果、血圧が低下し嫌な汗が出たり、めまい症状や吐き気など様々な症状が現れます。特に五感の中では嗅覚が最も重要ではないかと個人的には思っています。
わたしも幼少期は車酔いが強く車に乗るのが嫌で嫌で仕方がありませんでしたが、理由は車内の臭いとガソリンの臭いでした。この匂いが大の苦手で、車内という逃げ場のない狭い環境下では一瞬にして乗り物酔いをしておりました。私の娘も同じく車内の臭いが苦手で、すぐに車酔いをしてしまうので、我が家はほとんど車での遠出はせず、公共の乗り物を利用しています。
東京衛生アドベンチスト病院監修