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肩こりと頭痛は関係ある?

肩こりと頭痛は関係ある?

頭痛をおこす病気は沢山ありますが、肩こりとともに、後頭部から首スジにかけて締めつけられるような圧迫感と痛みがあり、朝よりも午後から夕方にかけて、症状がひどくなるようならば、筋緊張性頭痛(キンキンチョウセイズツウ)かもしれません。

原因は同じ姿勢を続けたままの長時間のコンピュータ作業などで、後頭部から首、肩の筋肉の緊張(収縮)が続き、血流が悪くなって「こり」を生じ、頭痛を誘発するものです。身体的ストレス加え、精神的なストレスも症状を悪化させます。

対策は首まわりのストレッチ、いわゆる肩こり体操が有効です。具体的には肩をすくめたり、力を抜いたりをくりかえすこと。肩をグルグルまわすようにほぐすこと。指を組んで腕全体を前に伸ばしたり、上方向にのびをするように伸ばしたりすること。などです。

首の付け根の保温も大事です。ドラッグストアで売っているレンジでチンする肩かけ枕も良いと思います。

首に負担のかかる無理な姿勢を続けることや、目を酷使することをできるだけ避け、睡眠や休養を十分とるようにするなど、生活習慣を改善することも大切でしょう。

病院を受診すれば、筋弛緩剤や抗不安薬といった薬で筋緊張を軽減させる治療があります。先ほども申し上げた通り、頭痛の原因は多種多様ですから、症状が悪化する場は是非、頭痛外来など、医療機関の受診をおすすめします。

東京衛生アドベンチスト病院監修

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