Q.「歯を磨きすぎるのはダメなの?」
A.歯ブラシの硬さや、使用している歯磨き粉、人それぞれの歯の強さにもよりますが、1日6回以上、1回につき15分以上磨いている場合は磨きすぎといえます。
硬い歯ブラシや強い研磨剤の入っている歯磨き粉でゴシゴシ強く磨きすぎると、歯に傷がついてエナメル質が弱ったり、知覚過敏症状が出たり、歯茎下がりを起こしたりします。
理想的には1日3回、朝食後、昼食後、就寝前と言われていて、就寝前の歯磨きが一番重要です。就寝前は鏡の前で10~15分程度時間をかけて磨きましょう。
目安としては、右上奥歯の表を20秒、上の前歯表を20秒、左上奥歯表を20秒、続いて裏も3つのブロックに分けて20秒ずつ、同様に下の歯も磨きます。それとは別に噛み合う面も磨くと、だいたい5~6分になると思います。歯と歯の間にフロスや糸ようじを通していくと10分ぐらいになります。歯の隙間がある場合はさらに歯間ブラシも使いましょう。
歯磨きはインフルエンザ予防に効果的と言われていますので、冬の時期は、朝起きたらうがいをして、毎食後は軽く、寝る前はしっかり時間をかけて歯磨きをするというのがよいでしょう。
東京衛生アドベンチスト病院監修
FAQ 健康に関するよくある質問