Q.ダイエットしたら、痩せた分、皮が余ってしわになっちゃった。 皮って、伸びたら戻らないの?
A.皮膚というのは伸び縮みするものです。太ってしまうと皮下脂肪が増えるのでそれを包むために皮膚は頑張って伸びようと対応してしまうのです。その伸びてしまった皮膚はダイエットが成功し皮下脂肪が減ったからといってすぐには元通りに縮んではくれません。
皮膚は代謝によって古い細胞から新しい細胞へと作り替えられます。それによって時間をかけて自然と体型に合った皮膚へと調整されていきます。ダイエットで短期間に急激に脂肪を減らした場合、皮膚の新陣代謝が追いつかずに皮膚が余ってたるむだけでなく、その後皮膚のたるみが取れるのに通常以上に時間がかかったりたるみがとれなくなったりします。
ダイエットはゆっくりとしたペースで計画的に痩せていくのが大切です。
皮膚のためにも健康のためにも減量は1ヶ月に1~2kgにとどめましょう。また皮膚の再生には代謝の機能が大きく関係しています。代謝のよい若い時は皮膚が戻りやすく年齢を重ねるごとに皮膚は戻りにくいといわれています。伸びた皮膚を元に戻りやすくするには代謝を高めるために筋力をつけ、バランスのよい食生活を心がけましょう。
東京衛生アドベンチスト病院監修