Q.「ニキビの上から化粧していいの? 」
A.にきびを改善させるには不用意ににきびを触らないことが大切です。洗顔時に潰したり強くこすらないようにすることも大切ですが、化粧をすることも、にきびに触れて刺激を加えることになります。にきびを隠すためにコンシーラーなどでファンデーションの重ね塗りをすることは、にきびに刺激を加えるだけでなくさらなる毛穴の詰まりを引き起こします。
現在の化粧品にはノンコメドジェニックと言って、毛穴が詰まりやすい油分が少な目の配合になっている化粧品も増えています。ノンコメドジェニックの表記がある基礎化粧品やファンデーションを選び控えめなメイクを心がけましょう。“汗や皮脂で落ちにくい”というような効果を謳ったカバー力の強い化粧品はすなわちクレンジングで落ちにくいということなのでメイクオフが困難になります。そのための念入りなクレンジングがニキビ肌にさらなる刺激を与えることにもなります。また、なるべく、にきびの皮疹を隠すのではなく、パウダーファンデーションを主体とした薄い化粧で、アイメイクや口紅などのポイントメイクを強調して目立たなくすることをこころがけましょう。
東京衛生アドベンチスト病院監修
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