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傷口は乾燥させた方がいいの?

傷口は乾燥させた方がいいの?

Q.「傷口は乾燥させた方がいいの?」

A.傷は乾燥させてはいけません。ずいぶん昔の治し方は、
①水に触れず
②消毒し
③乾燥させる
でしたが、
今は湿潤療法と言って、
①傷は良く流水で洗浄し
②消毒はせず
③乾燥させない
が基本で全く逆ですね。

これは傷を自ら治そうとする力を有効に利用する方法で、傷から染み出してくる滲出液(しんしゅつえき)の中には、傷を修復する細胞が多く含まれており、この細胞を有効利用する事で思いのほか早く、きれいに治ります。乾燥させるとかさぶたができ、そのかさぶたが剥がれ再度出血し、またかさぶたができる過程を繰り返す結果、傷が治るのに時間を要するばかりでなく傷跡が残りやすくなりますのでご注意を!具体的な治療方法は、傷をよく流水で洗浄後、軟膏やサランラップを使用(湿潤させる)して処置することが多いですね。

東京衛生アドベンチスト病院監修

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