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長時間座っていると、お尻の奥がつるような感覚。

長時間座っていると、お尻の奥がつるような感覚。

長時間座っていると、お尻の奥がつるような感覚。

Q. 長時間座っていると、尾てい骨当たりの、お尻の奥がつるような感覚。 これって何?

A.坐骨(ざこつ)とイスの座面に殿筋が挟まれて、血行が悪くなってそのような感覚になるのではないでしょうか。坐骨とは骨盤の底の部分で、座ったとき、お尻の筋肉、殿筋の奥に位置する骨です。

正座を長くしていても、膝から下がしびれたり、力が出なくなったりしますね。これは神経が圧迫され、その血流が悪くなったことによりおこります。同じように、長い時間座っていると、お尻でも血行障害がおこるのです。

特に昔の大学の講堂にあったような平たい木の座面に座っているとおしりが痛くなる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

それでは、対策はあるでしょうか。殿筋を鍛えて、筋肉を厚くすれば、圧迫につよくなるでしょう。そうは言っても殿筋のトレーニングはすぐにはできませんね。そうするとイスの座面を工夫するしかないでしょう。坐骨部分が直接圧迫されにくい、ドーナツ型の座布団を使ってください。おしりがはまりこんで、骨盤の形と脊柱のバランスをととのえてくれる健康器具を使うのも良いでしょう。

東京衛生アドベンチスト病院監修

FAQ 健康に関するよくある質問