ニュースタート健康法

加湿のし過ぎって、よくないの?

加湿のし過ぎって、よくないの?

Q.加湿のし過ぎって、よくないの?

A.冬は空気が乾燥するためインフルエンザや風邪にかかりやすくなり、乾燥は肌にも良くないなどのことから加湿器が推奨されますが、加湿も過ぎると弊害があります。それがカビとダニです。カビによるアレルギー症状が出たり、肌も加湿のしすぎによる新陳代謝の異常から皮膚のバリア機能が低下して、刺激に弱い肌になると言われています。

 使っている暖房器具により、乾燥の程度は違ってきます。エアコンでは加湿が必要ですが、電気ストーブ・オイルヒーターでは少しの加湿でよく、石油・ガスストーブ・ファンヒーターでは加湿の必要はありません。加湿器以外でも、洗濯物の部屋干しや観葉植物、炊事は加湿効果がありますので、これらを加湿のために使うこともできる反面、これらが合わさって加湿のしすぎにならないよう注意が必要です。

 湿度は5060%がよいとされますが、湿度がどのくらいかは、感覚ではわからないので湿度計で確認します。加湿器の掃除を怠ると部屋にカビや細菌を撒き散らすことになるので、まめに掃除をし、晴れた日には窓を開けて換気することも大切です。

東京衛生アドベンチスト病院監修

FAQ 健康に関するよくある質問